2010年4月27日火曜日

[Book] READING HACKS! 超アウトプット生産のための「読む」技術と習慣/原尻 淳一

情報量が過去に比べて爆発的に増加している現代において、
情報をいかに効率良く収集するか?
いかに質の高いアウトプットを作り出すか?
の二点を目指して、「読む」ことの89のハックを紹介している本。

読む対象はビジネス書などの書籍に留まらず、企画書などのビジネス文書などのドキュメントも含まれています。


読書のめりこみハック!より
P20
『ウィキペディアで著者のエピソードをたくさん読む』

P31
『本を片手に旅に出よう』


テレビ出演している人や顔見知りが書いている本の内容が頭に入りやすかったり、偶然にも本の中で自分の知っている土地やお店が出てくると理解度がぐっと深まったり、ということがありました。

この本でその理由がわかりました。

著者や本の内容を身近に感じれば感じるほど、その本への理解は深まるということなんですね。
その他にも、セミナーやPodCast などを利用して著者の肉声を聴くことも効果的だとか。


楽しいビジネス読書ハック!より
P80『読書投資基準=70:20:10モデル』


既存ビジネス領域への書籍投資に70%、既存ビジネスをサポートor新しいビジネス領域に20%、未知の領域に10%の比率で読書を心掛けよ、というハック。

ついつい自分の気に入った本しか読まなくなるので、この基準は非常に参考になります。
自分の通っている図書館では合計10冊の本が借りられるので、1冊は未知の領域の本を読むようにしようと思います。


超速読ハック!より
P96
『速読術のコツは「高速で何度も目を通すこと」』


並行して読んでいる速読術の本でも全く同じ事が書いてありました。

じっくりゆっくり読まないと頭に定着しないようなイメージがありますが、実は時間をかけすぎると最初の頃の話を忘れてしまったりするそうで、逆に短時間に何度も読むことによって記憶への定着が行われるそうです。

これは勉強にも応用できそうだと感じました。


P110
『面白くない本は読むのをやめる』


この本の中で一番感銘を受けたハックがこれです。
せっかく買った/借りた本だから最後まで読まなきゃ、と考えてしまうタイプなのですが、確かにそれは時間の無駄ですよね。


P112
『本には「恋愛適齢期」がある』


たとえ今は面白くなくても、しばらく経ったら面白く感じることも多いそう。
なので、今面白いと感じる本をどんどん読んでいくことにしようと思います。

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