著者は、東京都大田区の男女平等推進センター「エセナおおた」にて、これまで閑古鳥が鳴いていたセンターが主催する数々の講座を、様々な集客の工夫で満員御礼連続の講座に蘇らせた経験を持つ方。
その経験談なども交えて、セミナーや体験談への人集めのコツが綴られた一冊です。
紹介されていたコツから幾つかを抜粋します。
●ターゲットを絞れ
手広く色々な人が参加できる講座よりも、参加者を絞ってしまった方が逆に人はあつまる。
ただし、その際は参加者を絞ることを公言するのではなく、「誰向けなのでどんな時間帯に開催する」といった
コンセプトを自分達の中で確立するに留める。
例)
子育て中の母親 → 子供の学校が早く終わる水曜は×、子供が体調を崩しやすい季節の変わり目も避けた方が無難
若い父親 → 日曜日の午前中が○、子供と一緒に参加が○、連続講座は参加が難しい
など
●胸に響くタイトルをつけよ
イベントのタイトルは「楽しい」「役に立つ」「友達ができる」が○。
逆に以下のことは×。
疑問を投げかけるタイトル(ジェンダーってなに?など)
認知度の低い言葉を利用したタイトル(一部の業界でしか通じない横文字など)
受講者の立場を否定するタイトル
レッツ系(もっと○○しよう)
●思わず手に取るチラシの作り方
チラシは以下を目立たせるよう工夫する
・タイトル
・日程
・場所
・申し込み方法
以下は×
ポップ体を使わない
無意味な/工夫の無いイラスト(ワードアートそのままなど)
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