会計初心者のために、会計の本質的な考え方を、さおだけ屋や郊外のフランス料理店が商売として成り立ってるの?といった身近な実例を用いて説明されています。
P43
「節約は絶対額で考える」
コスト削減は絶対額に注目しなくてはいけない、ということですね。
ちまちま電気代やコピー代の節約するよりも、余計な設備投資を一つ減らす方がよっぽど効果がありますから。
(前者の草の根活動はコスト意識を植え付けるには有効ですが)
ただし、費用対効果の視点は忘れずに。
P150
「割り算を使うことで求められる回転率をはじめとした「率」には、真実をあぶり出してくれる力がある」
P197
『「ある特定の数字を定期的におさえること」、これが分析の極意であり、これができるかどうかが数字のセンスの有無につながっていく』
数字を読む時には比較と割り算を用いると、より本質が見えてくる。
会社の決算書が大切なように、個人の生活においても成果の記録が大切ということでしょう。
前に比べてどうなの?何パーセント達成したの?がわからないと、何事も変化を実感できなくて続けられないですよね。
余談ながら、この本を簿記や会計に全く縁のなかった知人に読んでもらったところ、会計って面白そう!簿記の勉強してみようかな!なんてノリになってました。
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