2010年4月12日月曜日

[Book] ほめる技術、しかる作法/伊東 明

終身雇用が崩壊し、上司と部下の関係も変わってきた。

そんな時代では口に出さずとも伝わることは少なくなり、人をほめること・しかることがますます大事になる。

そんな中できちんと人をほめる/しかることができているか。
ほめられる/しかられるのにもコツがある、ということを説明した一冊。

ほめる・しかるの重要性を説いた本は多いけど、ほめられ方・しかられ方に対して言及しているものは珍しいと感じました。


P83
ほめた側も嬉しくなる、ほめ言葉の返し方 より
『「いいえ」の代わりに「ありがとう」を使う』


これは是非とも実践しようと思います。
ほめられた際の謙遜、ついついやってしまいがちですが、必要以上に謙遜すると話が膨らまないんですよね(汗)
それではほめた側もつまらないと思います。


P170
好感を抱かせる、上手なしかられ方より
『弁明は相手が冷静になってから』


これはクレーム対応の基本ワザだと思いますが、なかなか実践が難しいところ。
強い口調で言われると、ついつい文句を言い返してやりたくなっちゃいます。


P171
『「一つ聞いていただけると嬉しいのですが」「今後のために事情を私からもお話させていただきたいのですが」といった言葉を一言添えたうえで本題に入ると、相手はより聞く耳を持ってくれるものだ。』


相手が冷静になってから、さらに相手に聞かせるテクニックの一つとして非常に有効だと思います。
これも是非とも実践したいところです。

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