2010年4月17日土曜日

[Book] 明日、アリゼの浜辺で/秦 建日子

本来であれば出会うはずのない全く接点のない五つの物語の主人公が、ニューカレドニアというキーワードで次々とつながっていきます。


本来であれば出会うはずのない全く接点のない五つの物語の主人公が、ニューカレドニアというキーワードで次々とつながっていきます。

都会の狭い世界の悩みや苦しみがニューカレドニアの大らかさによって解き放たれ、非常に爽やかな気持ちで本を読み終わりました。


本来であれば出会うはずのない全く接点のない五つの物語の主人公が、ニューカレドニアというキーワードで次々とつながっていきます。

都会の狭い世界の悩みや苦しみがニューカレドニアの大らかさによって解き放たれ、非常に爽やかな気持ちで本を読み終わりました。

P150
『人生は、間違えられるからこそ、素晴らしい』

ずっと間違いを犯すのが怖かったという父親が、ニューカレドニアの生活で気付いた真実を娘に告げた際の言葉です。

自分も大学の卒業旅行で南の島に行ったことがありますが、果てしなく広い海を見て、自分の存在や悩みなんてちっぽけなものだと感じたのを思い出しました。

あれから社会の波にのまれて、小さいことにこだわる人間になってしまったような気がします。

もっと大らかに、間違うことを恐れずに生きていきたいと感じさせられました。

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