日本の成長がストップしてしまっているのは経営者視点を持つ人が少なすぎるからだ、というテーマが、小説仕立てのビジネスストーリーの中で解説されています。
かなり分厚い本で読破するのに三日間くらいかかりましたが、ストーリー自体がかなり面白いので、夢中になって読み進めてしまいました。
いつか自分も経営者になりたいというぼんやりした夢を抱いているのに加え、趣味でやっている吹奏楽団では団長を務めていることもあって、組織の成長には何が必要かをじっくり考える機会になりました。
この本で一番印象深かったのが、話が成功したところではなく、成功後の失敗の火種が明らかになったところで終わること。
それだけに、最終章で述べられている「成功後の慢心」の恐ろしさが一番心に刺さります。
0 件のコメント:
コメントを投稿