昨今ブームになっているコスト削減で常識となっていることを逆説的に批判した内容。
実は自分も社内ではコスト削減を推進する立場なので、非常に興味深く読み進めることができました。
・合い見積もりは経費がどんどん上がる
・制服廃止はコストアップにつながる
・社員が暇な方が業績が良くなる
などなど、ほんと?感じる項目が並んでいます。
この本のミソはコスト削減の際に置き去りにされがちな"人的コスト"と"時間コスト"を細かく算出すること。
例えば上記のアイミツの話では、アイミツを取るのに必要な人員のコストと時間(納期の遅れ)を金額換算すると、逆に経費がかさんでませんか?といった感じ。
それに加えてアイミツはサプライヤー側との信頼関係が醸成できず、品筆低下にもつながると指摘しています。
おっしゃることはごもっともですが、人や時間のコストを事前に正確に算出するのはほんと難しいんですよね…
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