ある経営が傾いたアパレルメーカーにて、社長である父親が急逝したことから社長を継ぐことになった女社長が、会計的な視点で経営を立て直していくお話。
一章ごとに一つの会計テーマについて、アドバイザーである会計士から講釈を受ける形でストーリーが進みます。
なぜか講義会場は毎回レストランなど食事の場で、寿司屋でキャッシュフロー経営を学んだり、餃子屋で限界利益を学んだりしながら、会社再建のアイディアを練っていきます。
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『真実を表現した決算書はこの世に存在しない。』
同じ取引であっても複数の会計処理が選択するように、会計には恣意性の入り込む余地があります。
そのことを肝に銘じて、表面上の数字をすべてと思わずに、数字の持つ裏の意味を読み取ることが会計の極意です。
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