2010年6月19日土曜日

勝間和代「女に生まれたら、コレを読め~○マル活必勝法」出版記念講演会

勝間和代さんの出版記念講演会に参加しました。

ちょうど時間があったので生勝間を見てみたい、というミーハー根性丸出しの動機で参加したのですが、いろいろと発見の多い一時間でした。

最初に感想や気付きをまとめます。


・生の勝間さん
ぶすっとした恐いおばさんというイメージを持ってましたが、笑顔の素敵な綺麗な女性でした。

冒頭からすごいいい笑顔で登場し、そこで一気に引き込まれた感じ。笑顔の大切さを改めて痛感。


・PDCAのPだけやってる
最近、自己啓発系の本をたくさん読んでましたが、それってPだけでDCAが伴ってなかったかも、と反省。
失敗恐れず行動せねば!


・観客を見て感じたこと
特に最後の質疑応答で質問していた人を見て強く感じたことですが、なんだか他力本願な人が多いなぁ、という印象。

勝間さんは、その他の多くのビジネス書と同じように「実践しなければ意味が無い」ということをひたすら提唱している人物です。

この講演会に集まってくる人は、少なくとも勝間さんに何かしら刺激を受けているであろう人々のはずなのに、全然自分から動こうとしている雰囲気が感じられなかったのは残念でした。


以下,簡単に講演会内容のメモ。

■女は「二流市民」
女性の社会進出の割合を見ても差別されていることが明らか。
差別と庇護の狭間。
自衛のための知識が必要。


■だからこそ、女性には「◯活」が必要
男はモテる奴が強い。
女は和を保てる愛されキャラが強い。よって男より動きづらい。覚悟を決めて自分から動くことがより重要。


■PDCAサイクルとは
スパイラルアップによる成長。

人は失敗による消去法でしか学ぶことができないので、PDCAサイクルをたくさん回して失敗をたくさん知っている人の方が成長する。

失敗を恐れるな!


■◯活より
・就活
就活とは仕事を通じた幸せづくりのこと。
労働一神教では年齢を重ねるほど人生の満足度が下がっていく。
グローバル就活をするには英語がネックと感じる人も多いが、経理や事務などの仕事をするにはそんなハイレベルな英語は必要ない。
そこを気にして選択肢を狭める必要は無い。

・婚活
婚活とは合コンのことではなく、これまでの価値にとらわれない結婚相手を探す活動のこと。

夫婦の毎日の16分の会話は、月収10万円にあたるほどの満足度をもたらす。

パートナーとの結婚生活や子育てによって得られるものは非常に多い。

・住活
都会の新築物件はリスクもあるのであまりオススメしない
家を買うなら中古+リフォームがお得

賃貸の場合も家賃交渉などしましょう。
世の中、何事も交渉するのが大切。


■まとめ
この本はPDCAのPのアイディアを提供しているに過ぎない。

DCAをやらなければ何も変わらないし、それをできるのは自分だけ。

失敗を恐れずDCAの実践を!

また、無駄な競争をしなくていいように、競争相手の少ない分野や自分の得意なことを活かすことを考えましょう。


■質疑応答コーナー
Q50代以上の女性へのメッセージをお願いします(女性)

Aせっかく時間があるのだからNPO的な活動をもっと楽しんで。やりたいことをやってる団体が無ければ自分で作ってしまうのが早道。


Q本業が成果主義の導入などで給料が下がっています。何か副業などで稼げる方法はありませんか?(男性)

Aまずは本業の評価を上げられるように頑張った方が良い。時には酒の力なども借りて、評価制度がどのようになっているかを徹底的に調べる。そして少ない労力で大きな成果を上げられる工夫をすべし。


Q男はモテるのが大事との話があったが、モテるためのPDCAはどんな感じで組めば良い?(男性)

A自分が得意で、なおかつ女性にウケることに注力すべし。
プランを三つくらい用意して、PDCAで振り返りながら進める。
ちなみに勝間さんのセールスポイントは「女っぽくない人&頭の回転が速い人を好む男性に注力」だそう。


Q面倒見ている若手の女の子が、すこし厳しくあたるとすぐに「辞めたい」なんて漏らしている。どう接すれば良い?(会社で新人教育を担当している男性)

A今の世の中、仕事を辞めるのがどれだけのリスクなのかを説いてはどうか

0 件のコメント:

コメントを投稿