先日読んだ『「残業ゼロ」の仕事力』の続編。
前作が残業をゼロにするためにはどうやって仕事の効率化を図るべきかにフォーカスしていたのに対し、本書では残業をゼロにすることによってどうやって引退後の生活を楽しむかが説かれています。
P14
『本生とは、私が「本当の人生、本番の人生、本来歩むべき人生」という思いを込めてネーミングした言葉で、「余生=余った人生」の対極にあります。』
本生(ほんなま)という言葉に著者の考え方が集約されています。
日本ではリタイア後の人生をマイナスに捉える人が大変多いが、それは世界的に見たら特殊なことなんだそうです。
老後の楽しみを夢見ながら引退の日を晴れやかな気持ちで迎えるか、老後が憂鬱だと感じて暗い気持ちで引退の日を迎えるか。
どちらが幸せな姿かは言うまでもありません。
P183
『仕事はお金を稼ぐゲームだと思っていましたから、随所にゲーム感覚を持ち込んで、誰よりも楽しみながら働いてきました。』
前作でも同様のことが述べられていましたが、やはりこの考え方には深く共感します。
ゲームだと思って効率良い手段を用いて攻略する、そして楽しむ。そんな風に仕事に取り組みたいです。
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