2010年1月10日日曜日

[Book] 生命保険の「罠」/後田 亨

結婚を機に保険のことをちゃんと考えようかな、と思って手に取った本。

著者は日本生命の元営業で、現在は保険の販売代理店として様々な保険を商っている人物ということで、保険のプロの目線から業界の裏側について様々なことが語られています。


生命保険は必ず入らなければいけない、という考えが自分の中にあったのですが、この本を読んで気が変わりました。

保険商品というのは結局は保険会社が儲かるようにできているので、保険に入るか否か、保険に入るとしても特約をつけるかどうか、という点についてはきちんと精査する必要があるとわかりました。

保険に関しては知り合いや営業の言いなりにならずに、きちんと自分で勉強して行く必要があるのだと痛感。


保険に関する考え方で目から鱗が落ちた部分も多かったですが、それ以上に衝撃的だったのが、保険会社の社員が実は自分の会社の保険に入っていないことも多い、という話。

自分が入りたい/使いたいと思っていないうものを売るって、非常に矛盾していると思います。


自分はいま、自社開発パッケージソフトを自社導入するプロジェクトに関わっています。

このプロジェクトを完遂させ、自社で利用しているからこそ自信を持って営業がオススメできる、という環境を一日も早く作らねば。

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