インターネットの発達により旧来型の頭の良い人(知識豊かな物知りさん)の価値が薄れ、これからの時代は物事に対する問題や解決法を考える力(地頭力)が大切である、という内容が説かれています。
地頭力のポイントは「結論から」「全体から」「単純に」考えること。
様々な場面で地頭力が有効である例が説明されていますが、それを読んでいると自分は旧来型の物知りさん的な頭の良さを重視しているなぁ、と痛感。
確かにネットで調べれば大抵のデータは集まってしまう時代なので、知識の詰め込みはもはや無用なのかも知れません。
特に自分に欠けてると感じたのが「全体から」考える習慣です。行き当たりばったりで行動してしまい、全体を見通したスケジュールを立てたりするのが苦手です。全体から考える癖をつけるため、まずは何か資料を作る際には目次を最初に作る、を心がけます。
地頭力を鍛えるために有用だとされているのが、本書のもう一つのテーマでもあるフェルミ推定。
記載されていたフェルミ推定の例題、あなたならどう説きますか?
「日本全国に電柱は何本あるか?」
ルール
・一切の調べものは禁止
・紙と鉛筆のみ利用可
・制限時間は3分
答えの正確さではなく、どのように考えたかのプロセスが重要です。
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