牛角の創業者である西山さんの、自伝+経営論が綴られた一冊。
タイトルの通り、起業やビジネスの成功には熱い"想い"を持っていることが大切だというのが、本書のテーマになっています。
目次
はじめに
1章 必ず生きて帰ってきてくれ
2章 父の背中、少年の眼
3章 念願の独立と裏切り
4章 企業「マクドナルド」との出会い
5章 三軒茶屋に「焼肉市場 七輪」を出店
6章 「感動創造」という理念
7章 終わりのないマラソン
8章 人を動かすのは"情熱と科学"である
おわりに
何かものすごく強い使命感を持ってしっかりと勉強や下準備をして起業したわけでなく、とりあえず走ってみてから置かれた状況で全力でもがくことによって成功を手に入れたような印象を受けました。
途中、企業診断で典型的なワンマン社長型という結果が出た、というくだりがありますが、この本を読む限りでは自らがガンガン動くタイプのモーレツ社長なんだろうなぁとも思います。
社長業の傍ら、勉強のためにマクドナルドのバイトとして数ヶ月働くなど、型破りなことも多くやってこられたようです。
そんなわけで具体的にこれが参考になる、というものはあまりなかったのですが、1章で記されている奥さんの闘病生活の部分は、心を打たれると共に家族や自分の健康を本当に大切にしなければならないと思わされるものでした。
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