2010年12月8日水曜日

抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー/岡島悦子

著者の岡崎さんは、これまでの仕事やMBA取得の過程で様々な人脈を築き上げ、そしていまヘッドハンターとして仕事をしています。

その中で構築した、抜擢される=若くしてチャンスをつかむ人たちに共通している人脈構築のフレームワークについて解説した一冊です。

目次
第1部 なぜ今、「人脈」なのか。- 人脈の重要性再考と将来仮説
第1章 ハーバードで学んだ人脈の哲学と人脈スパイラル・モデル
第2章 人脈のパラダイム・シフトに伴う戦略的人脈構築の必要性

第2部 人脈スパイラルと人脈レイヤー - 抜擢される人の戦略的人脈構築モデル
STEP1 自分にタグをつける
STEP2 コンテンツを作る
STEP3 仲間を広げる
STEP4 自分情報を流通させる
STEP5 チャンスを積極的に取りに行く

第3部 人脈スパイラルの先には何があるのか? - 戦略的人脈構築の本当の目的

将来、経営者になりたいと考えている自分にとって、人脈を広げることは必ず考えねばならないことです。

しかし人脈をつくる方法もよくわからず、見ず知らずの人が集まる交流会やパーティーなどで挨拶をして回ったり、友人の知り合いの経営者を紹介してもらうなども考えましたが、どうも違和感がありました。

この本を読んで、その違和感が何だかはっきりしました。

「こいつと付き合うと良いことがある」

と思わせるための価値をちゃんと作り出せていなかったのです。

それはまさに、この本の核となる第2部の人脈を構築するフレームワークのSTEP1とされている「自分にタグをつける」が欠けていることです。

自分にタグをつける、つまり自分自身を定義づける方法として、以下の三つの要素に分けて考えることが提言されていました。

P102
タグ①将来、どんな仕事をしたいか(will)
タグ②自分にできることは、何か(skill)
タグ③相手にどんなメリットをもたらすか(value)

それぞれのタグははじめから完璧なものである必要はありません。

大切なのは、自分で自分の価値をわかっているか?わかろうときいるか?ということだと思います。

久しく自己分析をきちんとできていなかったので、せっかく年末年始でまとまった時間が取れそうなので、①〜③の視点での分析をやってみます。

それぞれ単発の項目は思いつくので、それらを一つのストーリーとしてまとめられるといいなと思います。

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