2010年10月27日水曜日
考具/加藤 昌治
主に企画職をターゲットとして、企画を拾って練って形にするための様々なフレームワークが紹介された一冊。
各フレームワークを、考えるための道具-考具と名付けられています。
目次
序章 広告会社でも最初は「ただの人」。今からでも遅くない!
第1章 「アイデア」「企画」を考えるとは、何をすることなんだろうか?
第2章 どうしたら"必要な情報"が入ってくるのか?
孝具その1 カラーバス
孝具その2 聞き耳を立てる
孝具その3 ちょいメモ
孝具その4 「七色いんこ」
孝具その5 フォトリーディング
孝具その6 臨時新聞記者
第3章 展開・展開・展開!
孝具その7 アイディアスケッチ(手書き)
孝具その8 ポストイット
孝具その9 マンダラート
孝具その10 マインドマップ
孝具その11 アイデアスケッチ(PC)
孝具その12 連想ゲーム
孝具その13 オズボーンのチェックリスト
孝具その14 ブレーンストーミング
第4章 企画=アイデアの四則演算!
孝具その15 5W1Hフォーマット
孝具その16 タイトル
孝具その17 ビジュアライズ
孝具その18 マンダラート
孝具その19 企画書
第5章 時にはスパイスを効かす!
孝具その20 アイデアマラソン
孝具その21 問いかけの展開
第6章 あなただけの『孝具』を見つけよう!
終章 頭の動き方がシステム化することこそ、本当の『孝具』かもしれない
一度はどこかで聞いたことのあるフレームワークも多くありますが、それらを
・アイデアを拾うため
・アイデアを広げるため
・アイデアをまとめるため
と用途毎に体系化されているのが非常にわかりやすかったです。
個人的に惹かれたのはマンダラートとアイデアスケッチでした。
オズボーンのチェックリストは初耳だったのでメモ。
P148 オズボーンのチェックリストは全部で9カ条。
◆転用したら? 現在のままで新しい使い道は?
◆応用したら? 似たものはないか?真似はできないか?
◆変更したら? 意味、色、動きや臭い、形を変えたらどうなる?
◆拡大したら? 大きくする、長くする、頻度を増やす、時間を延ばすとどうなる?
◆縮小したら? 小さくする、短くする、軽くする、圧縮する、短時間にするとどうなる?
◆代用したら? 代わりになる人や物は?材料、場所などを代えられないか?
◆置換したら? 入れ替えたら、順番を変えたらどうなる?
◆逆転したら? 逆さまにしたら?上・下左右・役割を反対にしたら?
◆結合したら? 合体・混ぜる、合わせたらどうなる?
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