高橋 征義
ソフトバンク クリエイティブ
発売日:2005-11-29
"高橋メソッド"とは、1枚のスライドに5〜10文字程度の文字を、100ポイント超の特大フォントで描いた多数のスライドを用いたプレゼン手法のこと。
発案者である著者自らが、メソッドの特徴や使い方について解説した一冊です。
面白いのが、本の右半分は実際に高橋メソッドを用いた説明になっているところ。
なので、本としては最初に右半分のページだけを最後まで読み進め、次に最初に戻って左半分のページだけを読み進めていくことになります。
著者自身も語るように万人向けのプレゼン手法ではないと感じましたが、プレゼンのターゲットは誰なのかを考え、そのターゲットに向けて最も効果的だと考えられる手法でプレゼンを行うというのは、基本中の基本ではありますがなかなか考えが及ばないところだと思います。
P20
高橋メソッドは、以下のような場合に、とても効果を発揮します。
・発表時間が短い
・会場が広い
・スクリーンが大きい
・聴衆が多い
・聴衆が発表内容の分野に詳しくない高橋メソッドは、底辺の引き上げを行うことに長けたプレゼン手法です。
P118
もんたメソッドもんたメソッドの例。
もんたメソッドとは「 」のプレゼン手法を応用したものです。
↓
もんたメソッドとは「みのもんた」のプレゼン手法を応用したものです。
おもいっきりテレビとかでやる、フリップのキーワード部分を隠しておいて、デデデンとめくるやつです。
確かに印象には残るので、あれも一種のプレゼン手法か、と改めて感心しました。
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