2010年5月25日火曜日

[Book] だから部下がついてこない!/嶋津 良智

P23
『人は、命令されて動くよりも、自らの選択により納得して動いたほうが何倍ものパワーを発揮します』

P26
『部下に仕事をさせたいと思ったら、まずは部下のなかでの「仕事の優先順位」を上げなければならない』

部下に限らず人を動かす時に必要な心構え。

部下に限らず人に何かをして欲しい時、つい目先の目標に向かって尻を叩いてしまうことも多いと思います。
そうではなく、ちゃんと目的を理解してもらい、納得して自主的に動いた時にこそ、最高のパフォーマンスを発揮できる。

何でやってくれないの?を悩むのではなく、何でやらなきゃいけないの?を常に説く事が大切だと痛感しました。

いわゆる上司学をまとめた一冊。


P50
『行動が成果を変える』

P73
『当時者意識』

実行の伴わない計画は無意味。そんな状況を防ぐためには、計画の進捗を定期的にチェックすることが大切です。
先日読んだ「夢をかなえるゾウ」など、他の自己啓発書でも言われることですが、意識ではなく行動を変えなければ何も変わらないのです。

また、何事も自分に問題がある、と考えてこそ、初めて行動の変化につながります。
数年前に会社で受けた研修でも同じ事を教わりましたが、それを改めて思い出しました。


P65
『「やらないより、やったほうがいいよな」で行動を起こし、「どうせやるなら‥」で徹底的にやるのです。』

後悔しないための魔法の言葉。
なんだかとても共感してしまいました。


P121
『上司がやるべき4つのフォローより
1.部下の仕事のスタートを見届けるフォロー』


自分が部下の立場でよく感じるのが、仕事を命じられたはいいけど、いったい何から手をつければいいんだ?ということ。

やり始めちゃえばスムーズにいくことが多いので、最初の導入部でフォローがあったら、もっと効率よくできるのかな、と思います。
自分が上司の立場になったら気を付けようと感じたことです。

もっとも、やり方がわからんのなら、それをきちんと上司に伝えることも、上の当時者意識の観点から重要なのは言うまでもありません。

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