2010年5月31日月曜日

[Book] 「そうじ力」で自分磨き/舛田 光洋

サブタイトルに「仕事で輝く 人生が変わる」とあるように、掃除によって仕事・人生での成功を掴む方法が提唱された一冊。

たかが掃除でそんなバカな?と思いながら読み始めましたが、捨てる・磨き込む・整理整頓する、という3ステップによる思考の変化を説明され、大変納得しました。

自分が物を捨てられない質なので、特に「捨てる」には深く共感しました。

早速今日から、まずは職場のデスクの片付けによる実践をします。


「もったいない」への対処法
P52
これから成長するあなたにとって、それが「必要か否か」ということです。

ついつい「もったいない」と思って、使いもしないものをため込んでおくことがよくあります(反省)。

誰にとってもったいないのか?という観点が抜けていました。
まずは自分にとって必要なものなのかどうか、つまり自分にとって勿体ないものかどうかをきちんと見極めていこうと思います。


「いつか必要」への対処法
P53
この誘いに対する考え方は、「いつかは来ない」です。

これまたついついやってしまう「いつか必要になるかも知れないから取っておく」という行為。これも捨てるの実践のためには大きな障壁になります。

「いつかは来ないんだ!」と心の中で強く唱えてから掃除をすると良さそうです。


P58〜
パソコン内の整理ポイント
1.不要なファイルを捨てる
2.不要なお気に入りを捨てる
3.不要な画像を捨てる
4.不要なソフトを捨てる
5.メールはゴミ箱へ


なるほど~。さっそく実践しよう。

特に3と4が盲点でした。改めて見返してみると、全然使わないお気に入りとか沢山ある…


P51
「そうじ力」において、マイナスを捨てることは、あなたの迷いを捨てることでもあるのです。

P92
過去に逃げ込まない、未来にも期待しない、今この瞬間を精いっぱい生きる自分をとり戻していくところに、そうじ力の「捨てる」到達地点があると思います。

「捨てる」ことによる効用の一つが、迷いが無くなること。
過去を振り返る、根拠のない未来への希望に逃げる、そんなことをせずに"今"を大事にするため、自分を惑わすものをどんどん排除していくことが、「捨てる」ことによって生まれるんだなぁ。

2010年5月25日火曜日

[Book] だから部下がついてこない!/嶋津 良智

P23
『人は、命令されて動くよりも、自らの選択により納得して動いたほうが何倍ものパワーを発揮します』

P26
『部下に仕事をさせたいと思ったら、まずは部下のなかでの「仕事の優先順位」を上げなければならない』

部下に限らず人を動かす時に必要な心構え。

部下に限らず人に何かをして欲しい時、つい目先の目標に向かって尻を叩いてしまうことも多いと思います。
そうではなく、ちゃんと目的を理解してもらい、納得して自主的に動いた時にこそ、最高のパフォーマンスを発揮できる。

何でやってくれないの?を悩むのではなく、何でやらなきゃいけないの?を常に説く事が大切だと痛感しました。

いわゆる上司学をまとめた一冊。


P50
『行動が成果を変える』

P73
『当時者意識』

実行の伴わない計画は無意味。そんな状況を防ぐためには、計画の進捗を定期的にチェックすることが大切です。
先日読んだ「夢をかなえるゾウ」など、他の自己啓発書でも言われることですが、意識ではなく行動を変えなければ何も変わらないのです。

また、何事も自分に問題がある、と考えてこそ、初めて行動の変化につながります。
数年前に会社で受けた研修でも同じ事を教わりましたが、それを改めて思い出しました。


P65
『「やらないより、やったほうがいいよな」で行動を起こし、「どうせやるなら‥」で徹底的にやるのです。』

後悔しないための魔法の言葉。
なんだかとても共感してしまいました。


P121
『上司がやるべき4つのフォローより
1.部下の仕事のスタートを見届けるフォロー』


自分が部下の立場でよく感じるのが、仕事を命じられたはいいけど、いったい何から手をつければいいんだ?ということ。

やり始めちゃえばスムーズにいくことが多いので、最初の導入部でフォローがあったら、もっと効率よくできるのかな、と思います。
自分が上司の立場になったら気を付けようと感じたことです。

もっとも、やり方がわからんのなら、それをきちんと上司に伝えることも、上の当時者意識の観点から重要なのは言うまでもありません。

2010年5月19日水曜日

[Book] 下克上の時代を生き抜く即戦力の磨き方/大前 研一

もはや国も会社もどうなるかわからない。こんな時代だからこそ、自分の能力で生きていける力を身につければならない。

ビジネスの現場で即戦力となるのは「語学力(英語)」「財務力」「問題解決力」の三種の神器である、と著者は説きます。


「財務力」を磨く より
P77
『財務能力を養うには、自分で自分の資産運用をやってみるといい』


これは他の本でも多く言われていることですね。
せっかく開いたのに使っていない証券口座があるので、心を改めて資産運用に取り組みます。


「問題解決力を磨く」より
P96
『思いつきを結論にするな』

P97
『結論というのはそういう「仮設→検証」の繰り返しを経て、最後に到達するものなのである。』


自分は直感で物事を判断する、つまり直感を結論にしてしまうことが多いのですが、それをやっていては問題解決能力が磨かれないのだと反省しました。


「会議力」を身につける より
P143
『ディスカッション能力は家庭で養う』


学校や仕事で身に付けるものも多いですが、やっぱり基本的なスキルは家庭で身に付けなければいけないということですね。
これから子供ができるかもしれない身なので、心に留めておきたいと思います。

2010年5月16日日曜日

[Book] レバレッジ・リーディング/本田 直之

読書=投資と位置付け、ビジネス書をたくさん読む多読のコツや、読んだ本を実践へと昇華させるための読書後のフォローの方法が解説されています。

著者の本田氏は現役のビジネスマンとして活躍する傍らで、ビジネス書を年間400冊も読んでいるそうです。

そんな著者自身の持つノウハウが惜しみなく解説されているので、非常に参考になります。

P39
『本は自腹を切って購入せよ』

本は折り曲げたり線を引いたりして、ボロボロになるくらい使い倒すことによって、読書後の実践に活かすことができるのだと本田氏は説いています。

そうなると当然借り物の本ではダメで、読み終わった本も古本屋に売る事ができない状態になるそうです。

自分は買った本も図書館で借りたもののように一切汚さないようにしているのですが、買ったものを自分色に染めることによって、その本の印象をより鮮明に残すことができるのだと再認識しました。

P64
『同じジャンルの本を徹底的に読む』

レバレッジ・リーディングのポイントの一つが、その本を読むことによって何を得たいのかを見定めることですが、その最たるものがこの「カテゴリー集中法」です。

これを実践することにより、複数の本で同一の内容が書かれていればそれを原理原則と定義することができ、自分の考えや方向性に合ったものが見つかる可能性が高まるとのこと。

P138
『最重要な読書後のフォロー』

この本の最大のポイントが、読んだ本のフォロー(振り返り)をしっかり行うことによって、その本の内容を自分の血肉として生活やビジネスに活かしていくべし、ということ。

本田氏は本の内容を抜粋したメモを作り、それを持ち歩いて事あるごとに読み返しているそうです。

自分にとってはこのブログがそういった振り返りの一つです。
もっときちんと更新しなくては(汗)

2010年5月6日木曜日

[Book] 夢をかなえるゾウ/水野 敬也

平凡なサラリーマンである主人公の前に突如現れたゾウの姿をした神様。

何故か関西弁を話し妙に人間くさい神様から、自分を変える方法を教わっていくという、一風変わった小説型自己啓発書。

大量の参考文献に裏付けされた成功者たちの体験談などが、このふざけた神様の口から語られることによって不思議な説得力を帯びています。


P116
意識やのうて「具体的な何か」を変えなあかん


この本の最大のテーマが「実際に行動に移さなければ何も変わらない」ということ。

この胡散臭い神様が何度も言うように、成功法則などは世の中にいくらでもあふれています。
そして、それを知って一時だけやる気になる人もたくさんいます。

でも、それが長続きする人は少ない。

それは、意識を変えようとするからうまくいかないのであって、具体的に実際の行動をどう変えるのかを考えないからだ、とゾウの神様は教えてくれています。

2010年5月2日日曜日

レーシック体験記(手術翌日)

前日は病院で指示を受けたとおり眼帯をして寝ました。

手術から一日経つと光をまぶしく感じることもなくなり、近くのものにもちゃんと焦点が合うようになり、もう普段通りに生活ができるようになりました。


夕方、翌日検診を受けるため再び有楽町にある品川近視クリニックに足を運びました。
病院に到着すると最初に視力検査を行い、その後でお医者さんからの検診を受けます。

翌日の視力は左目が1.2、右目が1.0でした。
右目が少しだけ炎症を起こしているということで、追加の目薬をもらって帰宅。


視力検査と検診はものの15分程度で終わったのですが、たまたまゴールデンウイークだから混んでいたのか、待ち時間の方が圧倒的に長かったです。

しかし、もう本も読める状態だったので、暇つぶしには困りませんでした。

2010年5月1日土曜日

レーシック体験記(手術直後)

手術後はあっさりと帰宅が許可されます。
保護用のメガネをかけて電車に乗りました。

途中で目が非常に乾く感じがして耐えられなくなったので、
乗り換え時に駅で早速目薬を点眼。

自宅最寄駅に到着すると、光がまぶしくて目が開けられない。
片目をつぶり、もう片方の目を薄目にしながら何とか帰宅しました。


帰宅途中でとあるハンバーガーショップに入って昼ごはんを食べたのですが、
窓からの光がまぶしくてまともに目を開けられず、目をつぶりながら食事しました。

かなり異様な光景だったと思います(汗)


帰宅後は1時間おきに以下の3種類の目薬をせっせと点眼していきます。

1.炎症をおさえる目薬
2.雑菌の発生をおさえる目薬
3.水分補給の目薬

そのほかに、もし痛みがあれば使うようにと渡された痛み止めの目薬も数回利用しました。

痛いというほどではなかったのですが、痛み止めを使うと目が乾いてゴロゴロする感じがおさまり、非常に楽になりました。


術後4~5時間はできれば寝るなと言われていたのですが、テレビもパソコンも読書も駄目という暇っぷりに加えて、前日の深酒がたたって術後3時間くらいで昼寝をしてしまいました。

起きたときにかなり目が乾いた感じがしましたが、大きな問題は発生しませんでした。

レーシック体験記(手術当日)

本日、レーシック手術を受けました。
病院はCMでもお馴染み「品川近視クリニック」。

朝9:30で予約して行きました。
事前の説明では3時間くらいかかると言われていたのですが、2時間程度で終わって家に帰りました。


到着すると、最初に目の検査をします。
事前検査で視力などは測っているのですが、その結果と大きな差異が無いかをチェックするためです。


ここで問題なければお会計に。
会計は手術前に行われます。手術直後は視力が安定しないからでしょう。
クレジットカードが使えるので非常に便利。

家で書いてきた同意書もこのタイミングで提出しますが、名前とハンコを押しただけでどの手術を受けるか○を付けるのを忘れていました。

周りで同じ注意を受けている人が多数いたので、忘れる人が多いようです。


そしていよいよ手術へ。
手術直前に目の状態の最終検査があります。

ちなみに、これ以降は荷物の持込が一切出来ません。ロッカーに預けます。
手術直後に30分の休憩時間があると聞いて、iPod を用意していったのですが、残念ながらそれも持ち込むことができませんでした。

最終検査後、麻酔のための目薬などを点眼されて手術開始。

手術室に着くと、レーザー照射のための機械のところに仰向けに寝るように指示されます。
機械はイメージ的には歯医者さんのような感じです。

そして頭を軽く固定され、目が閉じられないようにシールと機械で目の周りを固定されます。これが結構力強くて痛い。

自分は右目から手術がスタートしました。

ます目の表面を開くため、フラップと呼ばれる蓋を作ります。
最初は緑の光を見るようにと言われるのですが、ピーピーピーという機械の音と共に視界が真っ暗になっていきます。

フラップを作り終わると視界が明るくなり、ぼんやりとですがまた緑の光が見えるようになります。
ここで緑の光を見続けるようにという指示が出され、いよいよレーザー照射。

緑の光がだんだん赤くなって、ちょっと焦げ臭いにおいもしました。

そしてフラップを閉じておしまい。
フラップを閉じてヘラのようなもので馴染ませるのが見えるんですよね。
麻酔してるんで眼球を触れている感覚は全く無いので、目のものすごい近くで何かが動いている感じでしたが。

左目も同じように行い、手術自体は10分もかからずに終わったんじゃないかと思います。


そして革のソファが並んだ休憩室に通され、しばらく目を閉じて休んでいるように指示されます。

次々と人が入ってくるのと、隣の人との距離もかなり近いこともあって、寝るにはちょっと厳しかったです。


20分程度で声をかけられ、術後チェックへ「順調に終わってます」と言われて一安心。
そして目薬と保護用のメガネを渡されて終了となりました。