2010年3月18日木曜日

[Book] ビジネスマンのための「発見力」養成講座 こうすれば、見えないものが見えてくる/小宮 一慶

●概要
同じ情報であっても、見る人によって得る気付きが違う。
そうしたものの見方の違いが、一般人とプロフェッショナルの違いである、と著者は説きます。

気づきを得る力、つまり発見力とはそもそも何なのか?それを鍛えるにはどうしたら良いのか?

●内容
発見力とは、第一に関心を持つこと、第二に仮説を立てる力である。そして、正しい仮説を立られるようになることが、ものが本当に見えるようになることなのです。

さらに、関心を持ったり仮説をたてたりするポイントは分解であると説明されます。例えば「どんな服が流行ってるか調査する」ではなく「若い女性の間でどんな色の服が流行ってるか調べる」といったように、ものを分解してさらに余計なものを減らすことが大切と説かれています。

「見える力を養う方法」
1 他の人より少し余計に勉強する
2 新聞を読む
3 ふつうのものをたくさん見る
4 問題解決を極める
5 関心の幅を広げる、奥行きを深める
6 思想を持つ

「ものが見える10の小さなヒント」
1 先に要点を知る
2 ヒントを先に得る
3 分解する
4 情報を減らす
5 気づいたことをすぐメモする
6 比較する
7 一部を取り替える
8 視点を変える
9 複数で話す
10 素直になる

先日やってみたストレングスファインダーによると、自分の強みの一つが情報収集能力に長けることではないかということがわかってきました。

人とは違う視点で様々な情報を集めて、それを武器として戦える社会人になりたいと思うのですが、いかんせん視野がまだまだ狭い。

この本を読み、まずは関心を持つことの幅を広げていくことが必要だと感じました。

様々な気付きがありましたが、関心の幅を広げるトレーニングとして紹介されていた「新聞を前から順に読む」を早速実践して行きます。

普段は国際面とか飛ばしてテレビ欄とか見てました汗

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